2007年 08月 04日 ( 1 )


2007年 08月 04日

佐木伸誘の世界(3)

まいど。
「Birthday Suit」の2ndアルバム「Home and Away」について。

僕はこのアルバムの曰く(:引き際、参照)について、当時全然知らなかった。
一曲目の「夏の瞳で恋をはじめよう」はそこそこ、僕の心を捉えたし、TVで見た、「想い出を永遠にかえて」も、嫌いではなかった。佐木さんと松崎さんのハーモニーが聴けるし。
ただ、ひねくれた人生の僕には、巷のヒットチャート争いをしている曲と大差なかった。

これらの曲よりも、僕はAlbumの
M-5からの曲達に強く惹かれた。
 「Feel So High」
 「真夜中の虹」
 「ぶらさがる男」
 「Jump!」
 「信頼」
この曲達を、自分で作ったコンピレーションなテープで、何度も何度も聴き続けた。


 「Feel So High
  今剛:Gtと岡沢茂:Bと、松崎さんのVoが伸びやかでいい感じ。(佐木さんはちょびっと)
  今剛さんのソリッドなギターと岡沢さんのGroovyなBassから、ほんまもんの「AOR」を感じた。浜田省吾のコンビ。(岡沢さんとその後一緒に飲むことになるとは夢にも思わなかった)

  「時計の針が 時を流しているわけじゃない わからないの?」
  このフレーズは僕の中で詩のベンチマークになっている。

 「真夜中の虹
  岩見和彦:GtのGtがうなっている。岩見さんはNANIWA EXPRESSのGtで、僕の高校時代のヘビーローテだった。「Jump!」でもめっちゃFunkyなGtを聴かせてくれます。
  これらの曲は、非常に完成度が高く、方向もまんまAOR。
  90年代の日本の音楽に絶望していた僕にとって、こんな曲を創る人たちがいることに少なからず感動した。

 「ぶらさがる男
  本田雅人:Sax、岩見和彦:Gt
  めっちゃ渋い。この曲が、シングル曲と一緒にAlbumに入っている事に違和感を感じるほど。
  T-SQUAREに興味なぞ全く無かったが、この曲のSaxを聴いて以来、本田雅人の隠れファン。
 

似たような音楽が氾濫する中で、密かに発信されたメッセージを僕は3年かかって解読した。
上記以外に、美久月千晴:B、松原正樹:Gtら、名手達の音がハーモニーを引き立てている。
凄いAlbum。
この流れが、名盤「R.」に繋がっていく。


作り手の想いもあるだろうが、手を離れたその先は僕達「リスナー」のものでもある。
このAlbumと共に過ごした想い出は僕達のもの。
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by afroT | 2007-08-04 23:46 | about Saki